あなたのフクロモモンガがの威嚇が治らないと悩んでいませんか。
可愛らしいはずのモモンガが、突然「ジコジコ」と威嚇してくることはありませんか?
それは単なる甘えではなく、実はフクロモモンガが持つ不満が原因かもしれません。
この記事では、フクロモモンガの威嚇行動の裏側にある意外な事実と、あなたとモモンガの絆を深めるための具体的な解決策をご紹介します。
はじめに:フクロモモンガの「ジコジコ」とは?
「ジコジコ」の意味
フクロモモンガの「ジコジコ」の意味は、怒っている又は恐怖していることで威嚇としてジコジコ鳴いています。
なぜ、威嚇するのかというとこっちに来るなという意味で「ジコジコ」鳴いています。
我が家のフクロモモンガだと、急にポーチから出そうとしたり、フクロモモンガ同士で喧嘩している時に「ジコジコ」と鳴いている様子が見られます。
私がポーチから出そうとしたときには、びっくりして驚いてしまい、恐怖心から鳴いています。
フクロモモンガ同士で喧嘩しているときのジコジコは、怒っていて鳴いています。
威嚇のサイン(体勢、鳴き声など)
威嚇のサインとしては、大きく両手両足を広げて、体を大きく見せようとしてきます。
他の小動物であれば、威嚇するよりも逃げる行動が優先させるはずなのに、フクロモモンガは、体を大きく見せようとして、相手より強いぞとアピールしながら、「ジコジコ」と鳴く様子がみられます。
「ジコジコ」の原因を科学的に解き明かす
生理的な原因(ホルモンバランス)
フクロモモンガには発情期があります。
オスは生後12~14ヶ月、メスは生後8~12ヶ月で性成熟を迎えます。
その後に、定期的に発情期が訪れます。
特に男の子だと、発情期に攻撃的な性格になってしまい、威嚇行動が増えることがあります。
心理的な原因(恐怖、不安、ストレス)
フクロモモンガをお迎えしてから2か月程度は、飼い主になれてないため、恐怖心があり、「ジコジコ」鳴きをしている可能性が高いです。
フクロモモンガは、とても臆病な動物なので慣れてない人に突然触られたりすると恐怖を覚えてしまう動物です。
フクロモモンガが嫌がっているのに、過度にコミュニケーションをとろうとしてしまい、ストレスを抱えてしまったりすると、「ジコジコ」鳴いてしまいます。
環境要因(ケージの環境、飼い主の行動、季節の変化など)
ケージの環境が狭い環境だと、ストレスがたまってしまい、ジコジコ鳴きに発展してしまいます。
飼い主のことが慣れていない状態だと、少し声をかけただけや、ポーチに近づいただけでもジコジコしてしまう場合もあります。
環境の変化に弱い動物になりますので、季節の変化などで寒暖差が高い季節になると体調不良からくるジコジコ鳴きをすることがあります。
「ジコジコ」を減らすための具体的な対策
ケージ環境の改善(広さ、温度、湿度、隠れ家など)
- 高さのあるケージで飼育
- 温度は、20度~28度を保つ
- 隠れ家を2つ配置する
- ケージ内におもちゃを配置する
フクロモモンガにとって、快適な環境を用意して、ストレスを貯めさせないようにしましょう。
フクロモモンガは、上下運動を行う動物になりますので、高さがあるケージで飼育してあげましょう。
温度に関しては、20度~28度の間を保ちましょう。
ヒーター、サーモスタット、エアコンを使って、上記の温度に保ちましょう。
ケージ内に隠れ家を2個配置することもオススメです。
フクロモモンガの気分に合わせて、寝る場所を選択することができるので、ストレスの軽減になります。
ケージ内におもちゃを配置してあげましょう。
フクロモモンガは、起きている時間の大半を「遊び」に使っています。
そのため、ケージ内が退屈な環境だと、不満を抱えてストレスにつながってしまいます。
適切なコミュニケーション
- 徐々におやつやミルクを使って、距離を縮めていきましょう
- タオルなどで包んでタオルの上から触ってあげてください
- 一日使用したハンカチなどをフクロモモンガの寝床に仕込みましょう
フクロモモンガが飼い主に対して、恐怖を感じていて、「ジコジコ」鳴きをしている場合には、徐々に距離を詰めていきましょう。
フクロモモンガは、社会性が高い動物なので、飼い主さんに懐く動物で、飼い主さんのことを大好きになってくれると、「ジコジコ」鳴きが落ち着いてきます。
おやつやミルクを飼い主さんの手から上げてみて、手とおやつやミルクとの関連付けを行いましょう。
フクロモモンガが飼い主の手をポジティブな経験紐づけてくれます。
タオルで包み込んで、触ることで、動くものに触られることに慣れてくれます。
フクロモモンガは、匂いで仲間を認識します。
そのため、一日使用した、ハンカチなどを寝床に仕込むことで、飼い主の匂いを安心するものと紐づけを行います。
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