フクロモモンガを飼育していて、いろんな鳴き声を聞くことがあるかと思います。
鳴き声の中には、飼い主様が初めて聞く鳴声もあり、どんな感情をいただいているのかわからなくて不安になってしまう方もいるのではないでしょうか?
この記事は、そんないろんな鳴声を出すフクロモモンガさんの各、鳴き声の意味を解説してます。
この記事を読んでわかること
①:フクロモモンガさんの鳴き声の種類
②:フクロモモンガさんの鳴き声の意味
1. はじめに:小さな体から生まれる、豊かな感情表現
フクロモモンガさんの鳴き声は、単なる声ではありません。
喜び、怒り、寂しさなど、様々な感情を表現するための大切なコミュニケーション手段です。
フクロモモンガさんの鳴き声を聞き分けることで、フクロモモンガさんがどんな感情をいだいているのか理解することができ、飼い主様との適切な関係性を築く上で、指針になってくれます。
2. フクロモモンガの鳴き声の種類とその意味
- 喜びの鳴き声
- 「プクプク」や「チュッチュッ」といった可愛らしい音は、幸せな気持ちの表現です。美味しいものを食べた時や、飼い主さんと一緒にいる時などに聞かれることが多いでしょう。
- フクロモモンガさん大好物なおやつを食べているときによく聞こえる鳴き声になります。
おやつをあげているときなどに、鳴いてくれるこえで、とてもかわいいですが、おやつのあげすぎには注意しましょう。
フクロモモンガさんにとって、おやつのあげすぎは、偏食と肥満につながり、病気のリスクを高めてしまうので、適切な量を適切な頻度であげることを心掛けましょう。
- 警戒の鳴き声:
- 「チッチッ」や「シュッシュッ」といった鋭い音は、警戒しているサインです。新しい環境や、知らないものに遭遇した時などに聞かれることがあります。
- フクロモモンガさん同士で遊んでいるつもりでも、片方が遊ぶ気分じゃないときなどに、「チッチッ」と聞こえてくることがあります。
- 我が家では、フクロモモンガさん同士でエサの奪い合いが発生する際に「チッチッ」と鳴き声が聞こえてくることがあります。
飼い主様に対して、この声をあげる頻度は少ないです。
主に、多頭飼いをしたときに、フクロモモンガさん同士でコミュニケーションを取る際に、聞こえる声になります。
多頭飼いをしたときの魅力になります。
- 不安や寂しさの鳴き声:
- 長い間一人でいると、「わんわん」と鳴いて寂しさを訴えることがあります。
- フクロモモンガさんを単独飼育している飼い主様のもとでよく見られます。
- 飼い主様がフクロモモンガさんと遊んであげられない日など、寂しい思いをさせてしまった時に「わんわん」と夜中鳴いてしまう例は多いです。
- 多頭飼育の場合だと、片方のモモンガさんと離れ離れになって、戻ってきたときに、「わんわん」と鳴いてしまうことがあります。
単独飼育の場合でこの鳴き声が聞こえる場合は、フクロモモンガさんとのふれあいが足りないのかもしれないです。
フクロモモンガさんとのふれあいを最低30分~1時間程度行ってあげてください。
なかなか時間が取れない場合もございますので、場合によっては、同性のフクロモモンガさんのお迎えも検討してみるといいです。
- 威嚇の鳴き声:
- 「カチカチ」「ジコジコ」と歯を鳴らす音は、威嚇のサインです。自分や巣を守るために、他の個体や外敵に対して出すことがあります。
- フクロモモンガさんと飼い主さんとの関係性がまだできてない、お出迎えしたばっかのタイミングでよく聞こえる鳴き声です。
- フクロモモンガさんにとって、びっくりすることがおきた場合などに聞くことがある鳴き声になります。
この鳴き声が聞こえましたら、その行動はフクロモモンガさんにとってマイナスな感情を抱かせていますので、その行動を控えるようにしましょう。
飼い主様との関係性がまだ構築できてない状態ですので、べた慣れトレーニングなどを行い、フクロモモンガさんとの関係性を構築することが重要になります。
フクロモモンガさんと仲良くなるための方法を解説した記事がありますので、よかったら、参考にしてみてください
3. 鳴き声から読み解く、フクロモモンガの気持ち
- 鳴き声の変化に注目: 普段の鳴き声と比べて、トーンや頻度が変化していれば、何かしらのサインかもしれません。
特に注意してほしいのが、「わんわん」と鳴く頻度が増えた場合です。
この場合は、フクロモモンガさんが不満を抱えている状態ですので、しっかりと観察をしてあげて、原因を特定して、適切に対応してあげてください。
- 状況との関連性: 鳴き声が聞こえた時の状況を思い出すことで、その意味をより深く理解することができます。
「ジコジコ」鳴きをした際には、状況との関連性を考えてあげるといいでしょう。
飼い主様の手がフクロモモンガさんに触れるときに、ゆっくりではなく、早かったなど、フクロモモンガさんと仲良くする上でのヒントが詰まっております。
- 個体差があることを理解する: すべてのフクロモモンガが同じように鳴くわけではありません。個体によって、鳴き声の種類や頻度が異なることを覚えておきましょう。
フクロモモンガさんも個体によって、性格が異なってます。
そのため、フクロモモンガさんによって、どのタイミングで喜怒哀楽を表現するのかの頻度やタイミングが異なります。
私が飼育しているフクロモモンガさんも片方は、よく喜怒哀楽を表現して好奇心が旺盛ですが、もう片方は、おとなしく、冷静な性格で喜怒哀楽を表現するのが苦手な子です。
4. 鳴き声を通して、より深い絆を
- コミュニケーションの大切さ: 鳴き声を理解することで、フクロモモンガとのコミュニケーションが深まります。
- 心の声に耳を傾ける: 鳴き声を通して、フクロモモンガが何を伝えようとしているのか、心の声に耳を傾けてみましょう。
- 適切な対応: 鳴き声の意味を理解した上で、適切な対応をすることが大切です。
5. まとめ
フクロモモンガの鳴き声は、彼らの心の窓です。鳴き声に耳を傾けることで、より深くフクロモモンガのことを理解し、幸せな生活を送ることができます。
フクロモモンガさんの鳴き声によって、どんな時に喜ぶだり、怒ったりするのか理解することができ、フクロモモンガさんが快適に過ごすために、飼い主様がどのように接してあげればいいのかの指針になります。
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