フクロモモンガさんの男の子と女の子どちらを飼育しようか、迷っている方もいらっしゃると思います。
男の子と女の子では、性格の特徴の違いや臭いの度合が異なっております。
フクロモモンガの男の子と女の子何が違うの?
フクロモモンガさんの男の子と女の子どちらもかわいいですが、具体的に何が異なっているのかを見ていきましょう
①:臭線の多さの違い
男の子の方が臭いは強い
フクロモモンガを飼育するのにあたって、気になるのは匂いを気にされる方は多いかと思います。
フクロモモンガのオスとメスと異なる一番の違いは匂いになります。
フクロモモンガの男の子の方が、体の臭線が多く、体臭がきつく感じる人が多いです。
フクロモモンガの男の子は、マーキング行動を行います。
縄張りの範囲に体の臭線から液体を出して、縄張りにこすりつけることで、自分の縄張り範囲を主張しています。
マーキングの一環として、好きな対象に対して、臭線をこすりつけて、「好き好き」とアピールをします。
そのため、飼い主さんを好きになってくれると、この臭線を飼い主様にもこすりつけて、「好き好き」とアピールをします。
女の子の方が臭いは弱い
フクロモモンガの女の子は男の子と比べて、臭線が少なく、その分、臭いも少ないです。
しかし、女の子だからって無臭というわけでは、ございません。
女の子も臭線を持っていますので、少なからず、独特の臭いはします。
ペットショップなどで、男の子と女の子のゲージの臭いを嗅がせてもらって、ご自身で大丈夫なのかを確認するといいと思います。
②:懐き方の違い
フクロモモンガを飼ってみたけど、懐かなかったら、どうしようと不安になる方もいるかと思います。
男の子と女の子では、本能的な性格の違いがありますので、その本能的違いで、懐き度合が違います。
男の子の方が懐きやすい
男の子の方が、懐きやすいといわれております。
理由として、男の子は臭線が多く、好きな対象にマーキングをして自分のものだと主張するためになります。
女の子の方が懐きにくい
女の子のほうが、男の子に比べると懐きにくいといわれております。
理由として、女の子の方が臭線が少なく、自然界では、男の子にマーキングされる側になるためです。
女の子もマーキングをしないわけではありませんが、男の子に比べるとマーキングの範囲が狭いです。
もちろん、男の子と女の子で性格の個体差があるので、男の子だから懐かない、女の子だから懐かないというのは存在しません。
基本的には、飼い主様が愛情を注いで、フクロモモンガさんとコミュニケーションを取ってくだされば、時間の程度の差は、あるかもしれませんが、心を開いてくれます。
フクロモモンガさんの男の子と女の子の性格の違い
フクロモモンガさんの男の子と女の子では、根本的に性格が異なっております。
飼い主様によって、好みが分かれる箇所になりますので、お迎え前にじっくり検討することをオススメいたします。
男の性格:甘えん坊
男の性格を一言で表すなら、甘えん坊です。
男の子は、頭のてっぺんに臭線がありますので、頭のてっぺんを好きな人にこすりつける習性がございます。
必死に飼い主様に頭をこすりつけている姿は、男の子の特有であり、男の子を飼う上で、魅力的な箇所になるかと思います。
フクロモモンガの男の子は臭線がいたるところがございますので、臭線に汚れが貯まります。
人間と同じようにフクロモモンガさんも汚れが貯まると、体の汚れが気になってきます。
フクロモモンガさんは、体をなめたり、自分で体を掻いたりして、汚れを落とす習性がございます。
この習性を活かして、たくさんある臭線を撫でてあげると、気持ちいいと思ってくれて、飼い主様に触られるのが大好きな子になってくれます。
そうなると、男の子は名前を呼ぶと大好きな飼い主様が呼んでくれたと大喜びして、飼い主様めがけて飛んでくるようになります。
去勢をしてない男の子だと、発情期になりますと、興奮してしまい、攻撃的になってしまう傾向がございます。
発情期間を過ぎると、落ち着きますので、発情期はそっと見守ってあげることが必要になります。
女の子の性格:ツンデレ
女の子の性格を一言で表すと、ツンデレです。
女の子は男の子に比べて臭線が少ないです。
男の子と違って、頭のてっぺんに臭線が存在してないです。
そのため、男の子と違って、頭のてっぺんを飼い主様だったり、お気に入りの場所にスリスリとこすりつける姿を見ることができません。
女の子は臭線が少ないので、決定的にここを撫でてあげると喜ぶというポイントが、個体差がございます。
その子に合わせて喜ぶところを探してあげて撫でてあげると喜びます。
撫でるときに、嫌なところを触ると、逃げたり、ジコジコと鳴いてくるので、そこは触らないようにしましょう。
女の子は男の子と違った様子でマーキングが見られます。
胸のところに臭線がございますので、体を広げて、張り付くことでマーキングを行ってます。
飼い主様を好きになってくれて、体に乗せてあげると、フクロモモンガさんが体を広げて「好き好き」とアピールしてくれる様子がうかがえます。
そして、女の子の方が、猫みたいな性格な子が多いです。
女の子の方が、気分屋でかまってくれる時とかまってくれないときの差が激しいです。
飼育初心者へのアドバイス
性別選びの前に確認すべきこと
- フクロモモンガは単独飼育よりもペアまたは多頭飼いが推奨されるため、同性ペアの検討も重要。
- 性別よりも健康状態や性格を重視して選ぶことが大切です。
フクロモモンガは、社会性が高い動物で自然界では、群れを作って生活をしているため、本能的に仲間を求める習性があるため、多頭飼いが推奨されます。
多頭飼いをする場合、繁殖を望まない場合は、同性同士でペアにしてあげることが重要です。
フクロモモンガは、人間と同じように性格が個体によっており、フクロモモンガの性格が合う同士をペアにしてあげる必要があります。
そのため、先にお迎えしているフクロモモンガと性格が合いそうなフクロモモンガをペットショップやブリーダーさんに相談して、選んであげてください。
多頭飼いの方法や注意点をまとめた記事が下記にありますので、よかったら参考にしてみてください。
まとめ
①男の子と女の子は匂いに違いがあります。男の子の方が女の子に比べて匂いが強いです。
②男の子は、甘えん坊です。女の子は、ツンデレです。
どんなフクロモモンガさんでも、しっかりと愛情をこめて育ててあげれば、懐いてくれて、その子固有の性格も含めて、飼い主様の方が、デレデレになりますので、飼い主様がペットショップなどで、触れ合って、好きなフクロモモンガさんを育てるのが一番だと思います。
初心者がフクロモモンガを飼育する際、オスとメスどちらを選ぶべきかはライフスタイルや飼育環境に大きく左右されます。オスは社交的で遊び好き、メスは穏やかで体臭が少ないという特徴を持っています。
性別選びの際は、それぞれのメリット・デメリットをしっかり理解し、自分に合った選択をすることが重要です。
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