フクロモモンガさんとのコミュニケーションの一つとして、おやつを使ってコミュニケーションを取っている方も多いかと思います。
私も、フクロモモンガさんを触ったあとなど、ご褒美として、おやつを使ってコミュニケーションをとっております。
今回は、おやつを使ったコミュニケーションにおける注意点と方法をまとめました。
この記事を読んでわかること
- ①:おやつをあげる上での注意点
- ②:おやつを与えすぎると起こる、フクロモモンガさんの異変について
- ③:フクロモモンガさんにとって、害になるおやつと喜ぶおやつ
1. おやつを与えることのメリット
フクロモモンガさんは、アメリカでは、sugar gliderと言われており、名前の通り、甘いものが大好きな動物になります。
あまみが少ないおやつよりも、ドライフルーツなどのあまいおやつが大好きな動物です。
①:コミュニケーションを図ることができます。
フクロモモンガさんにおやつを上げることで、コミュニケーションを図ることができます。
フクロモモンガさんをお迎え当初などは、手を怖がってしまって、威嚇されてしまったり、噛まれてしまったりと、中々コミュニケーションを取ることができないです。
おやつを与えてあげることで、フクロモモンガさんが手が出てくると、いいことがあるかもと認識してくれるようになります。
下記画像は、おやつを食べている、我が家のフクロモモンガさんになります。
この子は、フィッシュスティックが好きなので、触れ合ったあとなどにあげるようにしております。
手やフィッシュスティックを近づけると、ひょっこりと顔だしてきたりして、おやつをくれるかもとこちらを見つめてきます。
②:フクロモモンガさんの喜ぶ姿を見ることができる
フクロモモンガさんは、喜びを声に出して表現する動物です。
そのため、おやつをあげると「キュキュ」と鳴いてくれて、とてもかわいらしい姿を見ることができるのも魅力になります。
2.与えすぎによるデメリット(肥満、栄養バランスの崩れ)
フクロモモンガさんが喜ぶ姿をもっとみたいと思う気持ちは、私も同じです。
しかし、フクロモモンガさんにとって、おやつはご褒美やコミュニケーションのツールの一つになりまのであげすぎは、よくありません。
①:肥満になってしまう。
フクロモモンガさんの喜ぶ姿をみたいという気持ちは大切です。
しかし、フクロモモンガさんに必要以上のおやつをあげてしまうと、肥満の原因になってしまい、結果として、病気になりやすい状態になってしまいます。
また、栄養的な偏りも、生じてしまうため、栄養の偏りからくる病気にもなってしまう可能性があります。
②:偏食になってしまう
フクロモモンガさんは、偏食をしてしまう動物になります。
特に、ベビーからヤング期にあたって、偏食をしてしまう傾向がございます。
偏食をしてしまうと、フクロモモンガさんの主食である、ペレットを食べなくなってしまうといったことになってしまいます。
ベビーやヤング期というのは、飼い主様がちょうどフクロモモンガさんをお迎えするときに、年齢にあたりますので、仲良くなるために、ついついあげすぎてしまうこともあるかと思いますが、偏食にならないように、量と頻度に関しては、注意を払ってあげてあげてください
2. フクロモモンガが喜ぶおやつ
フクロモモンガさんは基本的には、雑食になりますので、一部の食品を除いて、なんでもたべます。
一部の食品に関しては、フクロモモンガさんに絶対にあげてはいけないものになります
ここでは、オススメのおやつとあげてはいけないものを紹介します。
フクロモモンガさんにあげてもいいおやつ
- 果物: リンゴ、バナナ、キウイ
- 野菜: パプリカ、人参
- 昆虫: コオロギ、ミルワーム
- ナッツ: クルミ、アーモンド
- 市販のおやつ: マシュマロ、ゼリー、ドライフルーツ
フクロモモンガさんにあげてはいけない物
- チョコレート、コーヒー、紅茶
- アボカド
- ネギ類
- 柑橘類の皮
- ほうれん草
オススメ:小動物用のおやつ
ペットショップやブリーダーさんから入手可能な小動物用のおやつがオススメです。
フクロモモンガさんに対して、安全な成分でできているので、フクロモモンガさんにとって、安心して食べられるおやつになります。
また、量も指先サイズになっているものがほとんどなので、飼い主様の方で量の調節を行う必要がないです。
ドライフルーツやマシュマロなどを選んであげるといいでしょう
我が家では、下記画像のマシュマロなどをあげています。
1個あたり、指先でつまめる小ささなので、フクロモモンガさんにとって、ちょうどいい量をあげることができています。
これを、1日~2日に1回程度、フクロモモンガさんと触れ合ったあとに、ご褒美として与えています。
3. おやつの与える頻度・量
- 頻度: 毎日与えるべきか、週に何回が適切か
フクロモモンガさんのお迎え当初に関しては、飼い主様との関係を構築するために、1日1回程度あげてみてください。
飼い主様が触っても警戒しなくなってきたら、頻度を2日1回や、手の上にのせて撫でてあげたあとなどのベタ慣れトレーニングの後に、ご褒美としてあげてください。
- 量: 一度に与える量
一度に与える量に関しては、指先でつまめるサイズの量をあげてください。
4. おやつを選ぶ際の注意点
フクロモモンガさんにおやつを与えるうえで、注意するポイントがございます。
フクロモモンガさんが良かれと思って、あげたおやつがフクロモモンガさんにとって、取り返しのつかないことになってしまうおそれがあります。
①:清潔な手でおやつをあげましょう
人間の手には雑菌などが付着しております。
雑菌がついた手で、おやつをあげてしまうと、フクロモモンガさんがおやつを食べた時に、雑菌も食べてしまうことになります。
おやつをあげる前は、必ず手を石鹸等で洗ってからあげるようにしてあげてください。
②:初めて与えるおやつに関しては少量から与えましょう
人間も個体によって、様々なアレルギーを持つように、フクロモモンガさんも個体によって、アレルギーを起こす可能性がございます。
一般的にはフクロモモンガさんにあげて大丈夫でも、飼い主様のフクロモモンガさんにとっては悪影響の出てしまう成分が含まれている可能性がございます。
最初は、少量からあげていき、問題なければ、適切な量のおやつをあげてあげましょう
7. まとめ
- おやつはご褒美であり、コミュニケーションを図ることが可能
- おやつは、量と頻度が大切
- ペットショップやブリーダーさんから購入するのが、一番安心
- 石鹸等で清潔にしてから、おやつをあげてください
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