フクロモモンガさんと仲良く良くなる方法で、服んぽするのがいいよと聞いたことがある人もいるかと思います。
ふくんぽとは、ご自身の服の中でフクロモモンガさんを入れて、探検させてあげることで仲良くなる方法です。
今回は、ふくんぽの具体的なやり方について紹介します。
この記事を読んでわかること
- ふくんぽの具体的なやり方
- ふくんぽを使って仲良くなる応用のやり方
- ふくんぽの4つのメリット
- ふくんぽの2つのデメリット
ふくんぽの具体的なやり方
汚れても良い服をきます。
フクロモモンガが直に体の中を動いたり、飼い主様の服を掴んで探索をしますので、服が汚れてしまいます。
そのため、フクロモモンガの匂いがついてもよく、糞尿がついても問題ない服を着てください。
フクロモモンガが入っている状態の寝床を用意します。
ケージから、フクロモモンガが入った寝床ごと取り出します。
フクロモモンガを直に持って、服の中に入れても、嫌がってしまったり、興奮して攻撃的な状態にさせないために、寝ている間に寝床ごとケージから外に出します。
寝床を服の中に入れて、安静にします。
フクロモモンガ入りの寝床を服と地肌又は服と服の間に置き、座って安静な状態を保ちます。
服の中は、温かく、暗い場所になりますので、フクロモモンガにとって、活動するのに最適な場所になります。
10分~15分程度の時間がたつと、寝床からでてきて、体の中を探索を始めます。
ふくんぽに慣れてきて、飼い主になれると、服から体をだしてきて、
フクロモモンガの爪が伸びている場合の対処方法
フクロモモンガの爪が伸びていて、体にあたると痛い場合は、服を二重にきて、服と服の間に寝床入れてあげてください。
この状態でも、飼い主様の匂いは充分なので、ふくんぽの効果はあります。
服を二重にしても、爪があたって痛い場合は、爪切りをしてあげてください。
飼い主様自身で、爪切りができない場合は、動物病院やエキゾチックアニマルを扱っているペットショップで、爪切りをお願いしましょう。
服んぽのやり方の応用
服んぽをやりながら、おやつをあげてみよう
服んぽをしながら、おやつを手に持って、おやつを服の中に入れて、フクロモモンガさんに食べさせてあげましょう。
服んぽを使って、飼い主様の匂いに慣れてもらうとともに、おやつをあげることで手への恐怖心を減らしていきましょう。
ふくんぽをしながら、手でフクロモモンガさんを撫でてみよう
服んぽしている最中に、服の中に手を入れて、フクロモモンガを直接触っていきます。
服の中は、温かく、暗くて、フクロモモンガにとって、活動に最適な環境になりますので、ふくんぽ中に触ってあげることで、手への恐怖心を減らす効果があります。
フクロモモンガさんが、「ジコジコ」いわずに、触らせてくれれば、問題ありません。
逆に「ジコジコ」されてしまうようでしたら、まだ手への恐怖心があるので、服んぽだけにしてあげてください。
ふくんぽのメリット
①:飼い主の人肌に慣れることができる
飼い主様の体の中でフクロモモンガが遊ぶことになりますので、飼い主様自身の肌に慣れさせることができます。
飼い主様の匂いには慣れているけど、手はおびえてしまう場合に、人肌に慣らすことができますので、手に慣らす前段階としても有効になります。
②:運動不足の解消になる
フクロモモンガは、人間と同じで運動不足になると病気のリスクが上がってしまったり、ストレスをためてしまいます。
飼い主様の体を使って、運動させてあげることで、運動不足とストレスの解消につなげることができます。
部屋んぽができない家だったり、フクロモモンガさんが逃げてしまう場合などには、ふくんぽを使って、運動不足の解消をしてあげてください。
③:飼い主の匂いに慣れさせることができる
部屋んぽとの一番の違いは、飼い主様自身の匂いに慣れてもらうことができます。
飼い主様の一番近いところをフクロモモンガが探索しますので、自然と飼い主様の匂いに慣れていき、遊びとの兼ね合いで、飼い主様の匂いがすると楽しいと関連付けを行うことができます。
④:飼い主のことを好きになってもらえる
ふくんぽの一番のメリットは飼い主様のことを好きになってもらえることです。
ふくんぽによって、飼い主様の匂い、体温、声、動きなどを感じながら、フクロモモンガが遊びますので、繰り返していくと、飼い主様自身のことを好きになってくれます。
ふくんぽに慣れてくると、服の中でフクロモモンガが安定する場所を見つけると、そこで、寝てくれるほど、距離を近づけることができます。
そのうち、手で触ったり、包みこんだりしても、威嚇や逃げ出さずに、留まることができたり、飼い主様から離れなくなっていきます。
ふくんぽのデメリット
①:飼い主にフクロモモンガさん臭いがついてしまう
飼い主様に密着して、フクロモモンガを遊ばせることになりますので、飼い主様ににおいはついてしまいます。
そのため、お風呂は、フクロモモンガと遊んであげたあとに、入ることになります。
服んぽで使った服にも臭いがついてしまいますので、服んぽの後には、使用した服の洗濯が必須になる場合が多いです。
②:飼い主の体に傷ができてしまう
フクロモモンガさんが体を探索しますので、爪が伸びている場合や爪がとがっている場合などは、痛いです。
フクロモモンガによっても、手の握力が異なっておりますので、握力が強い個体だと、肌に爪が食い込む可能性があります
そのため、爪切りを行うか、服を二重にして服の中だけで完結するように遊ばせてあげるようにしてあげてください。
ふくんぽを行うのは、難易度が高い方もいらしゃるかと思います。
そんな方のためにポーチを使って懐かせる方法を紹介した記事がありますので、参考にしてみてください。
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